⑥ロストワックス法での必須「原型」の製作方法

ロストワックスでは製品の原型を作る必要があります。つくり方には⓵板、円柱状等の形をしたロウ材(蝋材)をナイフ等で削ったりあるいは加熱して肉盛りしたりして成形する方法 ⓶大よその形状をした原型で蝋型を製作しそれを修正して作成する方法 ⓷3Dプリンター等で原型を作成する方法です。
⓵は例えば指輪を作る場合、円柱状(中がくりぬいてある)のワックス棒を必要な幅で切断しそこから所定の寸法に削り模様をカッター等の道具で装飾します(彫刻をする)。この方法は指輪など形状が似ている場合に有効です。しかし1個だけの原型では製品にできないことが多いため原型をいくつか作成しそれをくっつけて原型を作らねばならない等原型の製作には多くの手間とノウハウが要求されます。
⓶は例えば製作したい製品によく似た製品を活用しそれでワックスの原形を製作しその原形を修正して作る方法です。この方法は極めて効率よく製作できるのですが、問題は、・製作したい商品と類似した商品を探しだせるかどうか ・類似した商品は熱に強いかどうか(200度C以上で影響が出ないこと)・商品にオリジナル性を含めることができるかどうか です。
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雛形とした商品がもし意匠登録されているような商品は避けた方か良いと思われます。
⓷3Dプリンターで作る方法は最近脚光を浴びてきた方法です。しかし3Dで製品を作るためにはそのための装置(プリンター等)が必要になることと、製品を3Dプリンターで製作させるためにソフトを駆使して一般的にはSTL形式のプログラムを作成する必要がある ということです。3Dプリンターの種類は多いですので吟味しての活用する必要があります。熱溶解積層方式 FDM法(Fused Deposition Modeling) では繊細な形状や空洞がある商品には不向きです。光造形方式 STL法(Stereo lithography)なら解決できますが相当高価です。家庭用の3Dプリンターは最近10万円~20万円でも手に入るようになりましたがそれは熱溶解積層方式 FDM法(Fused Deposition Modeling)が多いですので製品としてはシンプルな形状の製品に限ると考えていいと思います。

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