⑩石膏型に入れる準備としてのゴム台製作

石膏型を作りそこに注湯して製品を作るのですが、その石膏型を作るには石膏に埋める原型を保持するためのベースが必要となります。石膏に埋めるときにはこのベースごと埋めることとなります。
このベースはゴムでできている円盤状のものでこのベーには棒状のものを差し込むことができる構造になっています。その差し込みはワックスで作成したセンタースプールと呼ばれるものですが、そのセンタープールに原型であるワックス型を装着します。石膏は円筒状のフラスコと呼ばれる容器に流し込むため、このフラスコとの関係を十分に考慮して作る必要があります。原型であるワックス型はフラスコの内側から5ミリ以上確保する必要があります。またフラスコの上面からも5mm以上確保せねばなりません。5mm以下の場合注湯時に石膏型が割れたり注湯した湯が差し込んで漏れることが考えられます。
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スプールセンターと原型は、湯口となる細い丸棒でつなぎますが、その湯口は径2mm程度の細い形状で充分ですが、均一にすることが重要です。均一でない場合そこで湯の流速が落ち圧力が低下し、先端に十分に湯が回らなくなり、湯周り不良を起こす原因となります。湯元から遠くなるほど湯の圧力は小さくなることからセンタープールも湯元(湯が注ぎ込まれる部分)から順に細くなるような形状にするのが望ましいです。逆に先の方が太くなると一気に流速が落ち、先のほうで湯廻り不良を発生させる原因となります。ゴム台とセンタープールには隙間がないようにワックスを充てんします。センタースプールや湯道で注意せねばならないことに円筒の中身が空洞になっていないことを確かめる必要があることです。空洞になっていると石膏の中に入れたとき押しつぶされ湯道が確保できなくなる恐れがあるのです。最後の注湯がうまくいくかどうかはこのゴム台の製作にかかっているとも言えるのです。

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