⑨石膏型の製作

石膏は一般に市販されていて、インターネットで仕入れることができます。石膏の仕入れでは精密鋳造用の石膏を使用するとよいです。精密鋳造用の石膏はできた製品の肌がきれいで、できた銀製品の仕上げ作業が大変楽です。石膏と水を混ぜ合わせ石膏型の材料とするのですが、水の比率は石膏の説明書に記載されている比率で作成することとなります。一般的には石膏60%水40%で良いと思います。石膏を入れるフラスコの一番小さいサイズの場合石膏60grに水40grを加え攪拌します。攪拌時には空気が混入しやすいので薄いヘラで水を切るような要領で石膏を切るような要領で攪拌します。攪拌するときに振動を与えながら攪拌する方法も空気を上部に浮きだたせる方法として有力です。
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私は真空脱泡装置で脱泡(空気の抜き取り)を行う方法をとっています。脱泡は1次脱泡と2次脱泡があります。1次脱泡はフラスコに入れる前に行う脱泡でこの時しっかり脱泡を行うことで2次脱泡を容易にすることができます。2次脱泡はフラスコの中で行います。脱泡は静圧(真空)水分を蒸発させて空気を空気を除去するのですが、その時に空気が泡となり石膏が膨らみフラスコからはみ出る恐れがあります。フラスコから出てしまうと全体の石膏の量が不足し石膏の厚みが少なくなり薄くなった壁面が壊れたり注湯の際に湯の差し込みを助長したりの不具合を多くもたらすことになります。1次脱泡をしっかりやっておくことでこれを防ぐことができるのです。石膏は水を加えることで固まり始めるため攪拌から脱泡作業はてきぱきと行う必要があります。時間がかかりすぎると空気に接している面が固まり、脱泡での空気を出し切れない状況になり表面に空砲のような穴を残す状況になります。この状態で注湯を行うと石膏の中に空砲ででき、巣孔ができます。私は真空吸引鋳造機で脱泡を行っているのですが1次脱泡をしっかりやっています。脱泡で石膏は10倍近く膨れ上がっても良いように大きめのプラスチックでできた円筒状の半透明の容器を使用しています。
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