⑩注湯作業

2018年3月12日 鋳造炉の設定
Paragon 電気炉 プログラム温度管理設定方法
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パラゴン

石膏型ができたらいよいよ注湯に入ります。注湯ではま銀材を準備するのですが私は100%の銀と銅(CU)を混ぜて92.5%の銀材を作っています。作り方は簡単で100%の銀92.5%に対して銅(CU)7.5%の割合で(正確ではありませんが)炉壺に入れ溶かしていったん固めて置きそれを銀材として使います。真空吸引鋳造機で鋳造しますが極めて調子は良いです。加熱炉から出したフラスコ(加熱してろう型は流れ出ていることを確認します)を鉄製のハサミで挟みます。真空吸引鋳造機は静圧をかけて針がいっぱい触れるまでにしておきます。炉壺に銀材を入れバーナーで加熱し溶解します。私は酸素とプロパンを混同したガスを使用しています。酸素は火力が強く加熱するには大変有効です。以前はプロパンを使用していましたが火力が弱く銀材の量が20grを超えるとなかなか溶けてくれなくて困った時期がありました。酸素は調子が良く短時間に銀材は溶けます。溶解したら炭素棒で表面を攪拌し脱酸します。
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よく混ぜ不要物のようなものは炭素棒で、炉壺の外に掻き出すようにしています(なかなかうまくいかないことが多いですが心がけています)。炭素棒で掻き混ぜていると浮遊している不順物も少なくなりきれいな湯の状態になります。
時々に付着物を炉壺の淵から書き上げるようにして外に出します。
酸素+プロパン炭素棒注湯
鉄製のハサミで炉壺を挟み加熱しながら注湯口に近づけ注湯するときは湯の流れが切れないように一気に流し込みます。流し終わったら真空吸引を切りフラスコを鉄製のハサミでつまみ、水の中に入れます。
水の中に入れると製品と石膏の分離が良いのでそのようにしていますが、フラスコの石膏をマイナスドライバーなどでつつきながら石膏を除去する方法でも良いかと思います。これですと水を使いませんので周辺はきれいさを保つことができます。また石膏の状況見ることができますので時々には行っています。前工程までのことがしっかりしておれば、注湯は極めて簡単にできると思われます。ただ銀材を溶解しての作業で危険が伴いますので安全第一と言い聞かせながら一つ一つ慌てず作業をしっかりと行うことを心がけています。

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