⑧銀の素材の準備

銀を使用しての「製品つくり」でまず第一に素材を準備する必要があります。それは市販品の新塊・・ 純銀笹吹き・・(新しい銀製品の材料)使用するのであればさほど問題がないのですが、その場合は材料費が相当に高くなり大変です(銀は相当高いです。1grあたり80円~100円前後)。製品以外の例えば湯口、バリ、押湯口、空気抜け口、製品の削りくず、の最終的には製品にならない部分の活用です。鋳造業界では注湯する金属の重量に対して実際の製品の重量の比率を歩留まり率とか読んで、それをいかに高くするかの努力がされています。
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シルバー製品の鋳造では製品にならない部分をいかに活用するかが極めて重要となります。私は湯口、押し湯、バリ、不要な部分の削り粉、等を炉壺に入れ十分に溶解しそれを金型に入れて固めておいてそれを使用できるように準備するようにしています。このとき新しい材料と再生塊の比率は気になるところです。再生塊にはフラックス、石膏の屑、等不純物が含まれていますのでそれをどの程度きれいにして使うかが重要となるのですが、一般的には再生塊は50%以下にせねばならないようです。しかし私が試験的に行った状況ですと相当高くても使用できることを経験しています。試しに再生塊だけで注湯してみたのですが意外と製品の状態は気にならない状態でした(表面がざらついた感じなありましたが)。このざらついた状態は1500番程度のサンドペーパーで仕上げをすることできさほど心配ではありませんでした。要は再生塊は相当の比率で使用しても可ということです。ただ表面もきれいに鋳造したい場合、仕上げ工程を楽にしたい場合、吟味する必要があります。試作品を作る場合は試作品そのものも再生塊として活用します。何回も何回も使用することにあります。試作品であれば鋳造してみて確認してまたそれを溶かして試作品を作り確認しまた溶解し、といったこととなるわけです。このことで材料の費用を抑えることが可能です。鋳造での製法の大きな特徴の一つです。

早ロウ 9分ロウ  7分ロウ  5分ロウ  3分ロウ  2分ロウ
620度 700度   720度   740度   770度   810度
                          925と同じ色相

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